ssです。
きょうは担当作のご紹介に来ました。
刈野ミカタ先生×Yuyi先生による、MF文庫J8月発売の新シリーズ
『ちがたり。』
 | ちがたり。 (MF文庫 J か) 2010-08-21 刈野ミカタ メディアファクトリー 商品詳細を見る |
紫十字学園第二図書委員会の主にして、“血の吸えない吸血鬼”であるヒロイン・冥利(めいり)をめぐる、
知×血×美少女な日常系学園ラブコメですよー。
あらすじはこちら!
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紫十字学園第二図書委員会。その主の少女・雨夜冥利は、実は吸血鬼だった! ――ただし、血を吸うことがほとんどできない、吸血鬼としてはどうしようもなく欠陥品の。そんな彼女の生きるすべは、血の代わりに「知」を吸う――すなわち、知的好奇心によって吸血衝動を抑えること。そのため、冥利の幼なじみであるぼくたち第二図書委員会のメンバーは、世界の真理に近づくための知識の断片(=しょうもないネタ)を生徒から集め、深遠かつ崇高な知的談義(=ぐだぐだ話)に日々花を咲かせている。ある日、冥利のもとに集まったネタの中に、「ドSをなおしてください」という依頼があった。けれど、ぼくたちが会った依頼者は、まるで天使のような美少女で……!?
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そしてキャラクター紹介です。

◆雨夜冥利 あまや・めいり Meiri Amaya
:私立紫十字学園第二図書委員会の委員長。
血の吸えない吸血鬼。

◆蓮見マコト はすみ・まこと Makoto Hasumi
:冥利の幼なじみ。
彼女が吸血鬼だという秘密をただ一人知っている。

◆アニア・リンドベルイ Ania Lindberg
:中等部三年生。
天使のようなかわいらしい外見。しかし天然のドS。

◆鳥羽七月 とば・なつき Natsuki Toba
:マコトや冥利のクラスメイト。
軽音部でベース担当の一方、第二図書委員会にも参加している。

◆宗像菊理 むなかた・くくり Kukuri Munakata
:冥利の従姉妹。
生徒会長を務めている。
Yuyi先生のかわいらしいイラストも本作の魅力の大きなポイント!
カラー口絵をちょっとだけ公開しますと……

個人的には左下のアニアと七月がツボです(笑)。
また、モノクロも素晴らしくかわいく……!

上げていただいたものを見たときに、思わず
「ふとももから流れる雫がエロいですね!」と言ってしまった(そしてssが周囲からマニアック扱いされた)一枚です。
そのほかにも、きわどいシーンも含めた素敵なイラストがたくさん!
くわしくはぜひ文庫でご覧くださいませ。
作品の内容を知りたいよ!という方のために、アイコン立ち読みをつくってみました!
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「――なんでもないです!」
改めてばん、と長机をたたく冥利。ふと彼女の顔から視線を下げ、まったく揺れない胸を見て、ぼくの頭にもったいないという言葉が思い浮かんだ。
大きな瞳に、すっと通った鼻筋、きゅっと引き結ばれた桜色の唇。明るい印象の髪には鍵型のミニクリップと黒いリボンがあしらわれている。
黙っていさえすれば作り物めいた顔立ちの美少女。男子でなくとも十人が十五人は振り返りそうな容姿なのだけれど。

「おっぱいがなぁ」

「みゃっ!? な、な、な……どどどこがどうつながったらそんな呟きになるんですかっ」

「いや、ちょっと背もたりないかな。手足も細すぎるかも」

「さらなるダメ出しっ? 悪びれてくださいよそこは!」

「どんなときも悪びれない男。それがこのぼく、蓮見マコト!」

「開きなおってる!」

「どんなときも開きなおる男。それがこのぼく、蓮見マコト!」

「手がつけられない!?」

「どんなときも手がつけられない女。それがきみ、雨夜冥利」

「巻き込んだ上に勝手に決めつけないでください!」

「勝手に決めつけたのは冥利でしょ。誰が冥利の胸のことだなんて言った?」

「う……そ、そうきますか。確かにわたしのことだとは」

「まあ冥利のなんだけどね」

「ごまかす気なし!」

「いやいや、ぼくも考えなく呟いたわけじゃないよ。冥利の将来を憂いてね、どうすれば胸は育つものなのかと」

「余計なお世話……って、ち、ちょっと、なんか視線がえっちなんですけど」
机の上に置いてあった赤い箱――通称『知恵箱』で自分の身体を隠そうとする冥利。警戒するようにこちらをうかがう顔はほんのり赤い。
学園の理事長の遠縁、正真正銘のお嬢様である彼女は、ぼくの幼なじみだ。幼稚園の頃から十数年の付き合いで、お互いのことなど知りすぎるほど知っている仲なのだけど。

「相変わらずこっち関係のネタはダメだね、冥利は」

「……マコトはそっち関係のネタばかり得意ですよね」

「某先輩には全力で負けるよ」

「ククリ先輩と比べている時点でおかしいです。不純です。不潔です」

「うわ、すっごい冷たい目。――ぞくぞくする」

「いつの間にそっちの属性まで……!」

「冥利、人間は日々進歩しているんだよ」

「進む方向があきらかに間違っていますから。それとマコトの変なところを人類一般にまで拡大しないでください」

「まあぼくのすばらしき変態性は置いておくにせよだ」

「自分で認めた上にすばらしきとかつけてる!? 自重してくださいよ!」

「自重しない男。それが――」

「もういいですから!」
同じネタもさすがに四回は許されないらしい。冥利の顔も三度まで。ぼくは軽く肩をすくめると、長机に肘をついて話を戻す。

「で、なにが大事件なの?」
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いかがでしたでしょうか。
すでにお伝えしましたように、
とらのあな様でお買い上げの方には、先着順でYuyi先生描き下ろしイラストカードをプレゼント!
ということでこの夏イチオシの新シリーズ『ちがたり。』、どうぞよろしくお願いいたします!
 | ちがたり。 (MF文庫 J か) 2010-08-21 刈野ミカタ メディアファクトリー 商品詳細を見る |